昔から挑戦してみたかったアムロの立体化です
二次元としての解答は物心ついた時から画面や本の向こうの二次元の世界に存在してるのに
それがなぜこっち側の世界に引っ張り出せないのか、本当に答えは存在するのか、延々と悩み続けながらの制作でした
ある意味7~80年代のスタンダードなデザインなように見えて
髪の毛が軽くハネつつまっすぐ外に向かってるわけでもなく、シルエットとして丸い など
既存の近年のアニメキャラの造形の文法が全く通用しないので泣かされました
Z時代のアムロの立体は一般商品で素晴らしいのが出てたので、目指すはⅠ年戦争時のアムロでしたが
Ⅱの哀戦士までの悩み多き少年然とした作画に振るか、Ⅲのニュータイプに目覚めてからのちょっと大人びた感じに振るか
悩まされました
アナログ作業のように硬化時間や焼き固めのタイミングや確認の為の色のせなどの作業手順に左右されることなく、
悩みながらも答えを模索し続けられるのはデジタル造形の、特にZbrushの最大の利点だと今回特に思いました
(粘土造形でもできなくもないけど、顔を決め打ちで焼いてからでないと髪の造形に移れないなどのデメリットが)
普通のアニメキャラは普段はCurveTubeブラシなどを使って別パーツでどんどん盛ったりしてますが
それで構築していけるのかも不明だったので、地道にDainameshの塊にDamStanderdで谷を彫って山を作ってSmoothかけて
で毛の流れを作りで作っていきました
基本的にZortraxで出力代を安く抑えたかったので、目の彫りは少し大げさ目に彫刻してみましたが正解だったと思います
記念にローポリガンダムさんとツーショット